藍パット好調で６位浮上　美香は２３位後退

ＵＳＬＰＧＡツアー　ロレーナ・オチョア招待第３日

（11月12日 メキシコ・グアダラハラ　グアダラハラＣＣ＝６６２６ヤード、パー７２）
　１２位から出た宮里藍（２６＝サントリー）は好調なパットで５バーディー、２ボギーの６９で回り、通算４アンダーで６位に浮上した。宮里美香（２２＝ＮＴＴぷらら）は２バーディー、３ボギー、１ダブルボギーの７５と崩れ、通算２オーバーの２３位に後退。６８をマークしたカトリオナ・マシュー（４２＝英国）が通算１１アンダーで首位に立った。

　宮里は好調なパットを武器に６位に浮上した。１番で８メートルを沈めてバーディー発進すると、５番では１２メートルを決めるなど５バーディー。「やっと微妙な距離感が出せるようになった。内容は凄く良かった」と胸を張った。

　前夜催された大会主催者のパーティーで友人のオチョアと会った。妊娠しておなかの大きくなった姿を見て「ゴルフをやり切った感と母親になることの幸せの両方を兼ね備えている感じだった。自分も将来、そういう立場になった時に今の自分を誇りに思えるような頑張りをしたい」と気持ちを新たにした。首位とは７打差だが「まだ上にはいけると思うので一打一打丁寧にプレーしたい」と上位進出を見据えた。