浅尾組 有終V飾れず…期間限定コンビ解散

[ 2011年10月10日 06:00 ]

準優勝に終わり、会見で涙をにじませる浅尾

 ビーチバレーのJBVツアー最終戦川崎市長杯最終日は9日、川崎マリエンビーチコートで行われ、女子決勝で、浅尾美和(25=エスワン)、楠原千秋(35=ユナイテッドホールディングス)組は浦田聖子(千の花)、西堀健実(丸善食品工業)組に0―2で敗れ、2大会連続の準優勝に終わった。五輪2度出場のベテラン楠原との2戦限定コンビの有終の美を飾れず、浅尾は「悔しい。最後は千秋さんを勝たせて気持ちよく終わりたかった」と唇をかんだ。

 収穫もあった。楠原とコンビを組んでからはサーブレシーブが向上。以前はサーブで浅尾が狙われたが、この日は楠原に集中した。「昨季と今季の前半戦は結果が出なかったのに、千秋さんと組んで2大会連続で決勝に進めた。収穫になった」と楠原に感謝した。来季のパートナーは未定。シード権はないため、再び予選会からの出発となる。

続きを表示

この記事のフォト

2011年10月10日のニュース