山口が初の天皇杯獲得 卓球成年団体もV

[ 2011年10月10日 17:31 ]

 国民体育大会「おいでませ!山口国体」第10日は10日、開催地の山口県が初の男女総合優勝(天皇杯獲得)と女子総合優勝(皇后杯獲得)を決めた。開催地の天皇杯、皇后杯獲得は2003年静岡国体から9年連続。

 団体戦で争う卓球の成年男子は岸川聖也(スヴェンソン)らを擁する山口が青森に競り勝って優勝。相撲の成年個人は山口雅弘(鳥取・日大)が順当勝ちした。ソフトボール成年女子の決勝は神奈川(日立ソフトウェア)が愛知(選抜)を下した。

 陸上の成年男子やり投げは村上幸史(愛媛・スズキ浜松AC)が79メートル08で勝ち、ディーン元気(兵庫・早大)が2位。成年女子100メートル障害は木村文子(広島・エディオン)が13秒19で制した。

 山口は1963年の地元開催では天皇杯を逃した。昨年の千葉国体で発覚した有力選手の参加資格違反問題に揺れた中、頂点に立った。

続きを表示

2011年10月10日のニュース