日本プロシニア 金が首位守って今季2勝目

[ 2011年10月10日 06:00 ]

 ゴルフの皇潤カップ日本プロシニア選手権は9日、兵庫県のジャパンメモリアルGC(7021ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、2日目から首位の金鍾徳(キムジョンドク)(50=韓国)が70で回り、通算13アンダーの275で今季2勝目を挙げた。3打差の2位に、67をマークした友利勝良(56=サニクリーン)が入った。

 シニア・ルーキーの金鍾徳が節目の50回大会を制した。12番からの3連続バーディーで友利の追い上げを振り切り「12番のバーディーで優勝を確信した。今年は本当に楽しいゴルフができている」と日本語で喜びを語った。賞金レースは2位・ミノザに約1300万円差を付けて首位を独走。シニア賞金王へは「まだ2試合あるから」と控えめながら、この優勝で来年7月の全英シニアオープンの出場権を手にし、11月に控える米シニアツアーの予選会に弾みを付けた。

  ▼2位友利勝良 ゴルフ自体がずっと悪かったが、バーディーが取れるようになってきた。バーディーが一番の薬になるね。(最終日にボギーなしの5バーディーで5位から浮上)

 ▽最終成績
(1)金  鍾徳275(68、67、70、70)
(2)友利 勝良278(67、73、71、67)
(3)G・マイヤー282(72、68、72、70)
(3)三好  隆282(65、70、72、75)
(5)ファリー283(76、70、69、68)
(6)高橋 勝成284(74、71、68、71)
(6)奥田 靖己284(68、74、69、73)
(6)ルアンキット284(69、70、70、75)
(6)東 聡284(70、71、68、75)
(10)植田 浩史285(70、74、74、67)
(10)高見 和宏285(69、73、69、74)

………《以下主な選手》………
(12)中嶋 常幸286(70、74、71、71)
(14)牧野  裕287(70、72、70、75)
(24)尾崎 健夫289(72、74、72、71)
(249渡辺  司289(70、74、73、72)
(31)湯原 信光290(70、74、76、70)
(31)海老原清治290(69、75、76、70)
(31)水巻 善典290(73、70、74、73)
(34)飯合  肇291(70、77、73、71)
(39)倉本 昌弘293(69、75、77、72)
(49)青木  功295(74、73、73、75)
(55)羽川  豊297(72、75、73、77)

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2011年10月10日のニュース