A・マリー初優勝!ナダルに会心の逆転勝ち

[ 2011年10月10日 06:00 ]

ラファエル・ナダルを破り初優勝したアンディ・マリー

楽天ジャパン・オープン最終日

(10月9日 東京・有明テニスの森公園)
 シングルス決勝は世界ランキング4位で第2シードのアンディ・マリー(英国)が2連覇を狙った同2位で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)を3―6、6―2、6―0で逆転し、初優勝した。ツアー今季4勝目で通算20勝目。A・マリーは兄のジェイミー・マリー(英国)と組んだダブルスも初制覇し、91年大会のステファン・エドベリ(スウェーデン)以来となる単複制覇を果たした。

 第1セットを落としたA・マリーは第2セット以降、別人のように立ち直り、前年王者のナダルを撃破。ツアー2週連続優勝を果たした。第2セットの第7ゲームから8ゲームを連取し、6―0の第3セットは失ったポイントはわずか4。「第3セットは過去の彼との試合でも最高のプレーができた」という会心の内容だった。ナダルには全仏、ウィンブルドン、全米で決勝進出を阻まれたが、今年5度目の対戦で初勝利。来季の4大大会初制覇に向け、大きな1勝を手にした。

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2011年10月10日のニュース