日本男子 1位で決勝進出!個人総合は内村が首位通過

[ 2011年10月10日 22:08 ]

練習中、前日の競技の映像を確認し、笑顔を見せる内村航平(左)と田中和仁

 体操のロンドン五輪予選を兼ねた世界選手権第4日は10日、東京体育館で男子予選が終了し、団体総合で33年ぶりの優勝を狙う日本は合計364・291点の1位で12日の決勝に進出し、8位までの五輪出場権を獲得した。日本の首位通過は金メダル獲得の2004年アテネ五輪以来。米国が2・708点差で2位、最終8班で演技した5連覇を目指す中国が3位。

 個人総合は史上初の3連覇がかかる内村航平(コナミ)が合計92・256点で1位、山室光史(コナミ)が4位で14日の決勝に進出。種目別は内村が跳馬以外の5種目、田中佑典(順大)が鉄棒1位、山室がつり輪、沖口誠(コナミ)が跳馬、田中和仁(徳洲会)が平行棒で予選を突破した。

 決勝は団体が8チーム、個人が24人、種目別が各8人で争い、予選の得点を持ち越さない。

 日本男子は10日、練習会場の国立代々木競技場で調整し、内村らが体をほぐした。9日の予選の床運動で頭部を強打した田中佑は大事を取って休養した。

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2011年10月10日のニュース