八百長処分は波乱含み…夏場所開催にも影響か?

[ 2011年3月26日 18:23 ]

 大相撲八百長問題の特別調査委員会は25日に関与者の処分案を大筋でまとめ、4月1日に日本相撲協会の臨時理事会で約20人にも及ぶ力士らの処分が決定する。いずれも除名から引退勧告、1年以上の出場停止が予想され、“大量追放”の可能性が高まってきた。

 一夜明けた26日、メールなどで名前の出た力士らはさまざまな反応を示した。特別調査委の面接を4度受け、関与を一貫して否定した力士は「証拠も示されず、八百長を一切認めてもいない自分が首になったら訴訟も考える」と明言する。

 メールに名前が出なかったにもかかわらず、面接を3度受けて関与が疑われている十両力士は「間違った処分が出るのなら納得できない。やってませんから」と不快感をあらわにした。処分を受ける可能性がある十両力士の師匠は「確固たる証拠を突き付けない限り、本人は納得しないだろうし、協会を訴えると思う。今度の理事会は相当もめるよ」と波乱含みの展開を予想した。

 八百長問題の長期化は5月の夏場所開催にも影響を及ぼしそうだ。協会側は入場券の印刷を既に終えるなど、徐々に開催準備を進めてはいる。

 ある理事は「一日も早く通常開催し、収益金を東日本大震災の被災地へ送る案はどうか」と提案するが、「力士を土俵に立たせてあげたいが、まだ興行として見せられる状態ではない」と反対する理事もいる。協会幹部の中では、番付を編成するための「技量審査」として15日間行い、無料で一般公開する案も浮上している。

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