美香「まけるな日本」バッジ着け4位発進

[ 2011年3月26日 06:00 ]

米女子ゴルフの起亜クラシックで好スタートを切った宮里美香

USLPGAツアー起亜クラシック第1日

(3月24日 米カリフォルニア州インダストリー インダストリーヒルズGC(6707ヤード、パー73))
 「まけるな日本」のバッジを着けた宮里美香(21=NTTぷらら)が6バーディー、3ボギーの3アンダー、70をマーク、首位と4打差の暫定4位と好発進した。宮里藍(25=サントリー)は5バーディー、4ボギーの72で同17位、上田桃子(24=フリー)は74で同49位、大山志保(33=フリー)は75で同64位。日没のため1人だけが競技を終えられなかった。

 キャップの左サイドには宮里藍らと発案した「まけるな日本」のバッジが着いていた。さらにキャップの後ろには大会が用意した黒い喪章も着けた。遠く離れた米国からでも復興への願いは同じ。宮里美は抜群の集中力で好スタートを切った。首位と4打差の4位に「少しは日本に思いが伝わったかな」と気持ちのこもった18ホールを振り返った。

 大震災が起きたのは渡米直前。沖縄から大阪へ飛行機で移動している際だった。テレビなどで惨状を目の当たりにして、何ができるかを考え、ホームページで募金などを呼びかける支援活動を開始。そして、自身はゴルフで頑張る姿を見せることを心に決めた。

 震災後、初の試合だったが、「オンとオフはうまく切り替えられた。すんなりと自分の世界に入ることができた」と集中。スタートの1番でピン奥3メートルをきっちりと沈めるバーディー発進で勢いに乗った。8番パー3では10メートルのフックラインのバーディーパットもねじ込んだ。「グリーンが速いので、ソフトタッチのイメージで打ったら凄くフィーリングが合った。長いのも入って気持ち良かった」と胸を張った。

 17番で3パットのボギーを叩き後退したが、「初日にしてはバーディーが多い。ショットもパットも凄くいい」と手応えは上々。「どんどんスコアを伸ばしていきたい」。海外で活躍することは世界中の目を日本へと向かせることにもつながる。プロとしての責任感と使命を胸に戦っていく。

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