死亡事件後初 時津風部屋に新弟子誕生へ

[ 2009年2月12日 21:24 ]

 力士の暴行死事件が起きた大相撲の時津風部屋に、事件後初めて新弟子が入門することが12日、分かった。死亡した時太山=本名斉藤俊さん=以来の新弟子誕生となる。春場所(3月15日初日・大阪府立体育会館)で初土俵を踏む予定。

 入門するのは宮城・宮城農高3年で相撲部の高橋賢さん。部屋を継承した時津風親方(元幕内時津海)の母校である東京農大の後輩から紹介されたのがきっかけという。同親方によると、高橋さんの両親は部屋の師匠が代わったことなどから「事件のことは全然気にしていません」と言って託してくれたという。
 初の新弟子を預かる時津風親方は「しばらく誰も入ってくれないのかと心配していた。最高にうれしい。相撲も礼儀も教えていきたい」と喜んでいた。

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2009年2月12日のニュース