モグスがケニアで自動車事故 同乗のコーチ重体

[ 2009年2月12日 11:45 ]

 正月恒例の東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で活躍した山梨学院大のメクボ・モグス選手(22)が母国のケニアで9日に自動車事故に遭い、同乗したアイデム陸上部の木村翔コーチ(26)が意識不明の重体になっていることが12日、分かった。同選手は無事という。

 今春モグスが入社するアイデムの広報部によると、事故の一報が入ったのは10日未明。詳細は確認中で「事故があったのはケニア国内のナクルで、木村コーチは助手席に乗っていたもようだ。意識不明と聞いており、現在はナイロビの病院で治療を受けている」と明らかにした。
 モグス選手は山梨学院大の切り札として箱根駅伝のエース区間と呼ばれる2区で2年連続の区間新記録を出し、卒業後にマラソンに挑戦する意向を示した。1日に丸亀国際ハーフマラソンで優勝した後、ケニア国内のレースに備えて帰国中だった。
 アイデムは求人広告業で本社は東京都新宿区。(共同)

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2009年2月12日のニュース