13日開幕の米女子ツアー 藍、桃子らが最終調整

[ 2009年2月12日 09:47 ]

大会前日のプロアマ戦に出場した上田桃子

 米女子ゴルフツアーが12日(日本時間13日)から米ハワイ州のタートルベイ・パーマー・コース(パー72)で行われるSBSオープンで開幕し、大会前日の11日は宮里藍、上田桃子ら日本勢が最終調整した。2人はプロアマ戦に出場し、特に芽がきついハワイ特有のグリーンを入念に確認した。

 今季は宮里藍や上田に加え、昨年12月の最終予選会を突破した大山志保、宮里美香が加わり、4人がツアーにフル参戦する。大山とプロデビューを迎える宮里美は練習場でショットやパットの調整を行った。

 ≪上田、経験糧にVに自信≫開幕戦に向け最終調整した上田は、米ツアー2年目のシーズンに向け「ことしはコースを知っている。それだけでも大きな違いになります」と、今季最大の目標に掲げる米ツアー初勝利へ自信をのぞかせた。
 昨年はこの開幕戦でいきなり優勝争いに絡んだが、前女王ソレンスタムに敗れて5位に終わり、悔しい思いを味わった。「ことしこそリベンジするぞ、という強い気持ちがある。またことしもこの大会で良いスタートを切りたい」と気持ちを高ぶらせた。
 オフの間は昨年米ツアーで足りないと感じた小技を中心にトレーニングをしっかり積んだ。初挑戦だった昨年とは違い、ゴルフ以外の米国での生活の部分でも戸惑うことはなくなった。その分プレーだけに集中できるのが最大の違いと分析する。
 この日午前に出場したプロアマ戦ではややショットが乱れたが「試合が始まれば気合が入るので大丈夫」と不安は感じさせない。「去年は楽しもうという気持ちで臨んだけれど、ことしは勝ちにいこうと思っています」と午後も練習場でスイングのチェックを行い、開幕に備えた。(共同)

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2009年2月12日のニュース