モンゴル巡業にモンゴル人力士勢揃い

[ 2008年2月10日 06:00 ]

モンゴル場所記者発表会見でポーズをとる(前列左から)大島親方、小林慶彦・株式会社エーティーアンドシージャパン代表取締役社長、ツォグドバータル・ダムディン・モンゴル大統領府外交政策顧問、レンツェンドーギーン・ジグジットモンゴル大使館駐日大使(後列左端)安馬(後列左から3人目から)白鵬、朝赤龍、朝青龍、鶴竜、旭天鵬

 日本相撲協会は9日、史上初となるモンゴル巡業の概要を発表した。日程では8月25日に成田を出発し27、28日に3000人収容のウランバートル市相撲会館でトーナメントを行う。

 会見にはモンゴル人力士を最初に受け入れた大島巡業部長(元大関・旭国)と朝青龍、白鵬の両横綱も同席。大島巡業部長は「91年に旭天鵬と旭鷲山を最初に受け入れたのが始まり。万感胸に迫る思いです」と感慨深げ。朝青龍は「相撲甚句や初っ切り、厳しい稽古、美しい大いちょう、綱締めなどを見てもらいたい」と見どころをアピール。白鵬も「大相撲を生で見せることができてうれしい。でもそれ以上にモンゴルの人たちがうれしいかな」と感想を語った。

 海外巡業は通常は幕内力士だけが参加するが、今回は十両以下のモンゴル人力士も特別に参加させる。

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2008年2月10日のニュース