朝青龍 史上初のトーナメント3連覇

[ 2008年2月10日 18:37 ]

 大相撲のトーナメント大会は10日、東京・両国国技館で行われ、横綱朝青龍が3年連続4度目の優勝を達成し、賞金250万円などを獲得した。3連覇は大会史上初。

 初場所で横綱白鵬との千秋楽相星決戦に敗れた朝青龍は、準決勝で雅山を寄り切り、決勝は時天空を左上手投げで退けた。白鵬は初戦の2回戦で時天空に押し出された。
 大関陣は琴欧洲が準決勝で時天空に敗退。琴光喜、魁皇は3回戦で敗れ、千代大海は初戦の2回戦で姿を消した。十両は千代白鵬が優勝した。

 初場所の悔しさを晴らした格好の朝青龍は「優勝したい気持ちだった。1日で終わるから、逆に集中できる」とうれしそうに汗をぬぐった。

 4日から8日までモンゴルに帰省したことがリフレッシュになった様子。「旧正月の準備で羊を焼いたりしていたよ」と言う。心は早くも大好きな大阪で行われる春場所へ向かっており「11月と今とでは体が全然違う。明日からけいこをしたいし、大阪では優勝したい」。出場停止処分明けからの“復活優勝”で、いつになくご機嫌だった。

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2008年2月10日のニュース