井上 3位決定戦も敗れる

[ 2008年2月10日 20:01 ]

男子100キロ超級準決勝 延長の末、フランスのリネール(左)に敗れた井上康生

 柔道のフランス国際最終日は10日、パリのベルシー総合体育館で男女計7階級を行い、男子100キロ超級の井上康生(綜合警備保障)は準決勝で昨年の世界選手権覇者のテディ・リネール(フランス)に延長の末に敗れた。

 初戦の2回戦を内またで一本勝ちした井上は、3回戦は延長で優勢勝ちし、4回戦は大内刈りで一本勝ち。しかし準決勝はリネールに延長で効果を奪われ、世界選手権の雪辱はならなかった。 井上は3位決定戦でも一本負けし、北京五輪代表争いでさらに厳しい状況に追い込まれた。
 初戦の2回戦を内またで一本勝ちした井上は、3回戦は延長で優勢勝ちし、4回戦は大内刈りで一本勝ち。しかし準決勝はリネールに延長で効果を奪われ、世界選手権の雪辱はならなかった。
 男子100キロ級の穴井隆将(天理大職)と女子70キロ級の上野雅恵(三井住友海上)はともに準決勝で負けたが、3位決定戦には勝った。
 男子90キロ級の泉浩(旭化成)と同81キロ級の小野卓志(了徳寺学園職)は2回戦で敗れた。女子78キロ級の穴井さやか(帝京大)も2回戦、同78キロ超級の立山真衣(東海大)は1回戦で屈した。(共同)

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2008年2月10日のニュース