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新潟 “降格組対決”にも惨敗で17試合勝ちなし 今季最下位が濃厚に GK田代「今シーズン最低の試合」

[ 2025年11月9日 04:30 ]

明治安田J1リーグ第36節   新潟2―5湘南 ( 2025年11月8日 )

<湘南・新潟>湘南に敗れた新潟イレブン(撮影・松永 柊斗)
Photo By スポニチ

 明治安田J1リーグ第36節が8日に行われ、すでにJ2降格が決まっている新潟は、同じく降格組の湘南に2―5で大敗。これで17試合勝ちなし(4分け13敗)となり、昨季から今季第8節までのクラブワーストタイに並んだ(1シーズンではワースト記録)。終盤に2点を返したが“焼け石に水”。残り2試合で、最下位でのフィニッシュが濃厚となった。次節は30日、ホーム最終戦で柏と対戦する。

 今季に何度、見たことか…。ミスがことごとく失点につながり、今季ワーストの5失点。敵地ながら足を運んだ約2500人のサポーターは当然のようにブーイングだ。GK田代は「今シーズン最低の試合。ミスからの失点を含め、ダメなところの全てが詰まっていた」と肩を落とした。

 勝てば最下位脱出だったが、そんな淡い期待も簡単に裏切られた。序盤から自陣でボールを失い、何度もピンチに。ポストやバーに助けられていたが、前半35分に相手GKのパントキックをゲリアが目測を誤って後ろにそらし、そのまま鈴木章に決められた。その後もミスでリズムが出ず、失点を重ねていった。

 残り2試合で19位の湘南とは勝ち点差が6に開き、試合前は4上回っていた得失点差でも逆転され、今季のJ1最下位が濃厚になった。技術や判断のミスが多いのは「きょうの試合に限ったことではない」と藤原。今季に特に目立つ部分で「チームとしての問題でもあるが、大きいのは個人の問題」と続けた。

 6年ぶりにJ1を戦った23年はJ2優勝した22年からほぼ選手が入れ替わらず10位で終えた。しかし、同年途中に伊藤涼太郎、オフに高宇洋や三戸舜介らが移籍。昨季は開幕直後に新井直人、終了後に小島亨介らが抜けた。今季はそれを補う戦力が必要だったが、新加入で主力を担った選手は少なく、先発が多かった稲村隼翔も夏に移籍。「補強した選手がJ1クラスなのか…」と吐露する選手もいた。今季も途中で秋山裕紀が移籍。チームとしてまとまるはずもなかった。

 降格が決まっているチーム同士の試合で惨敗。藤原は「あと2試合で、来季に向けてどういうサッカーをするか、どういうモチベーションでやっていくかは定めていかないといけない」と言う。サポーターに戦う姿勢を示すためにも、勝たなくてはならない。(西巻 賢介)

 ○…長谷川がチームトップの7ゴール目をマークした。0―5の後半40分に途中出場の若月が得たPKで「真ん中に蹴ろうと思ったけど、キーパーが動かなかったので左に蹴った」と冷静に決めた。5月の岡山戦以来、久々のゴールとなったが、チームの惨敗に笑顔はなく「次でホームが最後。しっかり頑張りたい」と短い言葉を残して会場を後にした。

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