×

横浜M・中山社長「日産の親会社としての強い思い感じた。我々の価値を守り抜く」身売り否定から一夜明け

[ 2025年10月4日 15:00 ]

横浜M・中山昭宏社長
Photo By スポニチ

 サッカーJ1の横浜F・マリノスの中山昭宏社長(58)が4日、親会社の日産自動車がクラブ運営会社の身売りを否定する声明発表から一夜明けて取材に応じた。

 チームがアウェーで柏戦に臨むこの日、会場の千葉・三協フロンテア柏スタジアムで試合前に取材対応した中山社長。現状を「我々のところにはあのリリース(日産が前日3日に発表した声明文)以外のところは届いてない」と前置きしたうえで、日産が身売りを否定したことに「日産の親会社としての強い思いがあると感じた。我々としてもそれを重く受け止めている」と神妙に語った。

 また、株主構成について積極的に検討していくとの声明については「今後日産が検討を進めていくと思うので、その中で我々としてもきちんと確認していきたい」とし、「クラブの原点は日産自動車株にある。そこから10年以上の歴史で培われてきた我々の価値、ブランド、アイデンティティーを守り抜くという基本的な姿勢は変えずに、引き続き日産自動車にその点を伝えていきたい」とコメントした。

 日産は横浜Mを運営する横浜マリノス(横浜市)の株約75%を保有する親会社で、マリノス株を巡っては家電量販店大手ノジマなどに売却を打診したことが表面化。だが、日産は前日3日、株式売却検討に関し「筆頭株主であり続けます」などとコメントを発表した。

 地元・神奈川県と横浜市への地域貢献を考慮しながら「地元を大切にする姿勢の象徴であり、私たちは今後もチームの目標達成や将来の発展を支援し続けます」として身売りを否定。一方で「株主構成の強化について積極的に検討している」と表明し、一部の株売却を示唆した。日産は業績不振でリストラを進めており保有資産の見直しを進めている。

 J1残留(20チーム中17位以上)を目指すチームは現在、残留圏17位だが、降格圏18位の横浜FCとは勝ち点31で並んでいる。まずはこの日の柏戦勝利に向け、中山社長は「今、我々のファーストプライオリティーはJ1残留」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2025年10月4日のニュース