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C大阪・香川真司が小学校を訪問してボールを寄贈「子供たちの純粋な言葉にパワーをもらった」

[ 2025年9月4日 17:21 ]

サインしたボールを大淀小の子供たちに手渡すC大阪・香川
Photo By スポニチ

 C大阪のMF香川真司(36)が4日、大阪市の大淀小学校を訪れてC大阪チームカラーのボール28球を寄贈した。

 香川は画用紙に手書きの「香川」「真司」「ありがとう」などの応援幕に迎えられ「ヨドコウに持ってきて。ユニホームをプレゼントするから」とご機嫌な様子。子供たちの夢を広げるためのボール寄贈は子供たちの運動時間不足の解消が狙いでもある。「僕が小学生の時は学校が終わればそのまま公園に行ってなかなか家に帰らなかった。自分の好きなこと、何でもいいので見つけて、夢中になって取り組んでほしいと思います」と6年生110人に熱いメッセージを伝えた。

 質問コーナーで「緊張した時はどうしますか?」と聞かれた香川はW杯に出場した場面を例に「日本を背負って戦うのでいろんな不安があったり。緊張はもちろんするし、体も震えるけど、それが逆に大きなパワーになるので緊張することは悪くないことだと思う。緊張してたら逆にいい感じだと思うようにしてます」と回答。野球をしている児童からは「イチロー選手は毎朝カレーを食べていますが、香川選手は何を食べてますか?」と問われて「うどんが多いかな。君は?」「…クロワッサン」と返されて絶句した。

 「思い出に残る一番のゴールは?」に香川は「2018年ロシアW杯のコロンビア戦で決めたPKは忘れられない。みんな帰ったらYouTubeで調べるようにしてください」と笑顔。質問者が左サイドバックでサッカーをしており、将来はC大阪に入りたいと聞かされると「12歳?最短で6年、待ってますので」と少なくとも42歳まで現役宣言?も飛び出した。

 最後の質問は「どうしてサッカー選手になったのですか?」。香川は「キングカズ、知ってますか?」と4歳の時、三浦知良のプレーを見てサッカーを始めることになったと打ち明けた。「ぜひみんなもサッカースタジアムもそうですし、興味あることを体験していろんなものにチャレンジしてください」と結んだ。

 イベント後、取材に答えた香川は「子供たちの純粋な言葉は自分にとってパワーになった。僕もカズさんが神戸の自分の小学校に来てくれて景品でカバンが当たったりして。そういう思い出は一生残るので」と社会活動を通して貢献したい思いを話す。

 香川自身この6年生らと同じ時期に仙台へのサッカー留学を決意している。「夢中だったんで後先考えなかったですし、自分の心がそう言っていたんでね。それを親が後押ししてくれた。ただ、中学に行ったら想像した楽しさとはかけ離れていたんですけど(笑)。小学校までが個人的な記憶としてサッカーが楽しかったなと。そこから厳しいことの繰り返しで。でも、そこで得られた達成感であったり、僕の中高は今も土台で、きっとこれからも生きていく」と自身の小6の時と比べながら話し「人生にとって大事なものを、これから学んでいける時期に差し掛かると思うので。彼らもこれから経験して培って欲しい」触れ合った110人のいろんな未来を思い浮かべていた。

 小学校へのサッカーボール贈呈はC大阪と大阪市教育委員会が協力して発足した「子どもの夢咲く―サッカーボール寄贈―プロジェクト」が実際に形で示したもの。C大阪サポーター4683人が8月31日の広島戦までにホーム・ヨドコウ桜スタジアムでペットボトルの回収などのサステナブル活動をした。この人数分と同じ数のC大阪チームカラー4号球を大阪市内の小学校に寄贈することが決まり、4683球のうち28球が大淀小に寄贈された。

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