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新潟・舞行龍 残り10試合でJ1残留圏内へ浮上するため、闘魂を注入する

[ 2025年9月4日 04:00 ]

結果だけを求めて、チームを鼓舞し続けている新潟・舞行龍
Photo By スポニチ

 J1新潟は2日間のオフが明けた3日、新潟・聖籠町のアルビレッジで練習を再開した。ベテランのDF舞行龍ジェームズ(36)は公式戦がない今週を活用して、勝ちきれるチームへの変化を目指す。攻撃では連係の向上、守備ではより厳しさを仲間に求め、残り10試合となったリーグ戦で最下位、そして降格圏からの脱出を図る。

 手応えは悪くない。でも、なかなか結果に表れない。「勝利に近づいている、という感覚はある。あとは本当に細かいところ」。リーグ通算287試合出場と経験豊富な舞行龍は、その「あと少し」を埋めるプレーを自分にも、仲間にも求めて残り10試合に向かう。

 「この3試合は勝てた、勝ち点を拾えた、という感覚はある。モヤモヤ感が凄くある、正直」。引き分けた川崎F戦、ともに1点差で敗れた鹿島戦と浦和戦の直近3試合は、上位チームを相手にどちらに転ぶか分からない接戦を演じた。途中加入の選手たちがチームにフィットしたことで「今の新潟は表現できている」と言い、ロングボールを以前よりも多用する攻撃も意思統一されており、何度も相手ゴールに迫った。守備も「粘り強く、ラインの上げ下げもできるようになった」と感じている。

 それでも勝てないのであれば、さらに一歩進めるしかない。先発の半数が今夏の新加入した選手なだけに、攻撃は「(選手同士の)関係性をどれだけ伸ばせるか」を課題に挙げる。この日は普段よりも距離を縮めて行ったパス&コントロールの練習も「距離が近いと、動きとタイミングをみんなで確認できていいイメージができる」と歓迎。積極的に声を出しながら汗を流した。

 最終ラインの要らしく、守備への要求はより厳しい。「後半のルーズボールへの対応がちょっと軽い。ファウルになってもいいから勝ちにいく、というくらいやってほしい」と強調。終盤での球際の強さに的を絞り、プレーでも声でも重要性を伝えていく。

 残留圏内の17位の横浜Mとの勝ち点差は5。残り10試合で縮まらない差ではない。「(残留を争う)相手も勝てていないのが救い。あとは自分たち次第」。やるべきことは明確。百戦錬磨のベテランが闘魂を注入し、結果を出せるチームへと変貌させる。(西巻 賢介)

 ○…コンディション不良が続いていたDFゲリアが、フルメニューを消化した。6月から約2カ月間は別メニューで調整。一時は状態を上げ、8月の第27節の鹿島戦は右サイドバックで先発予定だったが、直前に「違和感があった」と回避した。現在は「かなり回復した」と言い、13日の清水戦に照準を定める。「(今の順位を)ひっくり返せるという姿勢で、チームが前向きに取り組めるように、できる役割を担っていきたい」と力を込めた。

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