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新潟 鹿島に競り負けて8試合勝ちなし J1残留への道は険しくなるばかり

[ 2025年8月24日 04:45 ]

明治安田J1リーグ第27節   新潟1―2鹿島 ( 2025年8月23日    デンカS )

<新潟・鹿島>鹿島に敗れた新潟イレブン(撮影・村上 大輔)
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 明治安田J1リーグ第27節が23日に行われ、J1新潟は鹿島に1―2で敗れて8試合勝ちなしとなった。前半4分に自陣ゴール前のミスから先制を許したが、同17分には逆に相手のバックパスを奪い、最後はMFマテウス・モラエス(25)が加入後初ゴールで同点。だが、後半42分に勝ち越された。順位は最下位のまま。次節は31日、アウェーで浦和と対戦する。

 優勝争いをするチームと、残留争いをする最下位のチーム。スコアは僅差でも地力の差があった。終盤に決勝ゴールを許して敗戦。入江徹監督は「守備は体を張ってできたが、最後にやられてしまった」と声を落とし、主将マークを巻いたDF舞行龍は「あとちょっとだったが、これが最下位と首位の差」と肩を落とした。

 前半4分、またしてもミスから失点した。DF船木から受けたGK田代が舞行龍にパス。「下がりながらだった」というDF舞行龍との息が合わず、ゴール前で奪われて決められた。今季は自陣深くでの技術的なミスや判断ミスが多いことが、下位低迷の主因。今季を象徴するような失点だった。

 前節の川崎F戦の試合前、寺川能人強化本部長が選手たちに「戦うしかない、走るしかない」と語りかけた。ビルドアップなど、近年はうまさが目立つようになったものの、粘り強さも含めて“戦う”部分は新潟が伝統的に特徴としてきたところで、あらためて強調していた。

 この日は先制されても盛り返し、前半17分にFWブーダのシュートのこぼれ球をMFモラエスが詰めて同点。前半29分には逆襲からのピンチを船木が懸命のスプリントでブロックするなど気持ちを見せ、攻撃でも同34分、35分と立て続けに決定機をつくり、プレーで表現した。しかし後半42分に一瞬の隙から、FWレオ・セアラに決められた。

 ビッグスワンのピッチ状態が悪いこともあって、新潟らしくショートパスをつないだビルドアップは封印。ブーダへのロングボールを増やし、セカンドボールを拾って攻撃に転じる戦術も一定の手応えがあった。ただ、クロスやラストパスがずれ、鹿島とは決定力に差があった。ブーダは「負けた試合にいいことなんて一つもない。いいプレーをしても足りない」と唇をかむ。

 直近8試合は1分け7敗。残りは11試合と、J1残留への道は険しくなるばかりだ。「あと何試合ではなく、次、やるしかない。次勝つことだけだ」と舞行龍。声援を送り続けるサポーターの気持ちに応えようと、言葉を絞り出した。(西巻 賢介)

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