柏　横浜に0―4完敗　今季最多4失点

柏・井原正巳監督
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　柏は29日、敵地で横浜と対戦し、今季最多となる4失点で0―4完敗を喫した。序盤から相手に主導権を握られ、サイドを崩されて前半11分、同43分に失点。後半はシュート12本を放つなど反撃を試みたが、ゴールを決められず、逆にさらに2失点を許した。

　相手は25日（日本時間26日未明）に敵地でアルアイン（UAE）とのACL決勝第2戦を戦って帰国したばかりで、井原監督も「ACLの決勝での敗戦から戻ってこられてのゲームということで、その悔しさをこのJリーグにぶつけてくるところも想定はしていましたが」としながらも、「マリノスさんのスピードであったり、パワーに少し自分たちが後ろ重心になってしまって、なかなか強度の高い守備というものができなかった」と振り返り、「それはもちろん私のお責任だと思いますし、そういうゲームの入りが全て今日のゲームの結果に繋がってしまった」と悔しがった。

　チームはこれが5月6日の鹿島戦以来、5戦ぶりの黒星。中3日で迎える6月2日のホーム福岡戦に向け古巣対決になる指揮官は「この敗戦をしっかりと次のゲームにぶつけていくしかないと思っていますので、中3日でのゲームになりますが、しっかり修正してホームゲーム、なんとかこの悔しさを晴らせるようにしっかり準備したいと思います」と前を向いた。