柏　GK松本健太が担架で運ばれ退場するアクシデント…ジェジエウとの競り合いで頭と首を強打…病院直行

明治安田J1リーグ第16節   柏1―1川崎F （ 2024年5月25日    Uvanceとどろきスタジアム ）

J1第16節＜川崎・柏＞後半、川崎Fの選手と接触して倒れ込む柏・松本の周りに集まる両チームの選手たち（撮影・松永　柊斗）
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　柏は25日にアウェーで川崎Fと対戦し1―1で引き分けた。

　1―1の試合終了間際に川崎FのDFジェジエウがヘディングでネットを揺らしたが、VAR判定でオフサイドが認められ取り消し。その際にGK松本健太（27）がジェジエウとの競り合いで頭と首を強打し、担架で運ばれて退場するアクシデントがあった。

　松本は試合後に救急車で病院に直行。井原監督によれば意識はあったというが、「頭と首はどうなのかというところは、今のところは分からない。あとは軽症を祈るだけ」と心配そうな表情で話した。クラブは試合後、公式Xで「試合中に負傷しました、松本健太選手につきまして、意識はありますが、脳震とうを起こしております。試合後に病院へ搬送されて診察を受けることになりました」と報告した。

　それでも松本の闘志あふれるプレーが勝ち点1につながったとあって、U―23日本代表DF関根は「ああやってみんなでファイトして戦ってますし、あそこでマツケンくん（松本）が交代して、代わりに出たジャンボさん（GK守田）もすんなり試合に入れてますし、そういうところチームの雰囲気としてもいいですし、一体感もある。勝てたゲームではありますけど、負けなかったことが次に繋がると思いますし、まだまだどんどん上に行けるチームだと思うので、次の試合もすぐ来るのでまたやっていきたいと思います」と先を見据えた。