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日本代表・森保監督「選手たちの大切な出場機会が失われたが、一つ前に進んだ」敵地北朝鮮戦の没収試合決定

[ 2024年3月30日 16:01 ]

森保監督
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 日本サッカー協会(JFA)は30日、国際サッカー連盟(FIFA)規律委員会の通知により、中止となった26日のW杯アジア2次予選のアウェー北朝鮮戦が没収試合になったと発表した。日本の3―0勝利で、2次予選4連勝。6月の2試合(ミャンマー戦、シリア戦)を残し9月開幕の最終予選進出が決まった。

 この決定を受け、森保一監督(55)は「没収試合で日本の勝利という結果の通知を聞きました。選手たちの大切な出場機会が失われたことに変わりありませんが、一つ前に進んだとポジティブに捉えています。当然この結果に満足することなく、6月の代表活動、最終予選、ワールドカップ本番へと力を積み上げていきたいと思います」とコメントを発表した。

 日本は21日にホームで北朝鮮に1―0で勝利。アウェー戦は実施予定地だった平壌での開催中止が21日に明らかになり、22日にはアジア・サッカー連盟(AFC)が中立地での開催見送りやスケジュール通りに実施しないことを公表していた。国際サッカー連盟(FIFA)は23日、W杯アジア2次予選B組で26日の開催が中止となっていた北朝鮮―日本戦の開催を見送ると発表。代替日程を組めないことなどが理由で、試合の扱いについては規律委員会で協議されるとしていた。

 以下、JFAの発表全文

 3月26日に開催予定だったFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選朝鮮民主主義人民共和国代表対SAMURAI BLUE(日本代表)の試合中止を受けて、3月30日、FIFA規律委員会よりこの試合は0-3で朝鮮民主主義人民共和国代表の敗戦として没収するとの決定が通知されました。

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