連敗を3で止めた川崎FがJ1ホーム通算200勝　22歳の山内がデビュー戦でアシスト

明治安田J1リーグ第5節   川崎F3―0FC東京 （ 2024年3月30日    UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu ）

FC東京に快勝し、写真に納まる川崎F・山田（左）と山内
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　川崎FがFC東京との「多摩川クラシコ」を3―0で制し、連敗を3で止めて4試合ぶりの勝利を挙げた。前半34分に左サイドバックの三浦がグラウンダーのクロスを入れると、相手DF木本のクリアが左ポストに当たって跳ね返り、MF脇坂が左足で押し込んだ。

　開幕戦こそ湘南に逆転勝ちしたが、その後はよもやの3連敗。4試合でリーグ最多に並ぶ9失点と守備のもろさを露呈していたが、この日はMF橘田に加えてMF瀬古も引き気味の位置でプレー。3戦ぶりの先発したDF高井は相手FW仲川のスピードに対応し、チームとして開幕5戦目で今季初の無失点を記録した。

　負傷から3戦ぶりに復帰したFWエリソンは公式戦の出場連続試合得点は4で止まったものの、後半27分には最終ラインの裏に抜け出し、飛び出してきた相手GK波多野に倒されてレッドカードを誘発した。後半38分には直前に交代で入った22歳の新人MF山内が左サイドをえぐって折り返し、同じく途中出場の23歳のFW山田が追加点。若手2人で勝利を決定付けるゴールを決め、後半アディショナルタイムにもMF橘田がダメ押し弾。川崎FはJ1ホーム通算200勝を達成した。