初昇格町田が新戦力の活躍で首位キープ　初得点から2発のFWオ・セフン「自信は失っていない」

明治安田J1第5節   町田3―1鳥栖 （ 2024年3月30日    町田GIONスタジアム ）

＜町田・鳥栖＞後半、この日自身2得点目のゴールを決める町田・オ・セフン（撮影・西海健太郎）
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　J1初昇格の町田が鳥栖に3発快勝で連勝を4に伸ばし、開幕5戦で無敗のまま首位をガッチリとキープした。U―23日本代表のFW平河悠が1試合3アシストの活躍。今季新戦力の2人が、ともに加入後初得点でフィニッシュ役を担った。

　J2大分から加入したFW藤本一輝は前半5分、平河のボレーシュートがややずれたところに素早く頭で合わせた。福岡県出身で、中学時U―15に所属した鳥栖からうれしいJ1初得点。「うまく反応して流し込めた。今後もチームが勝つために点を取っていきたい」と継続を誓った。

　J2清水から加わったFWオ・セフンは、後半に平河のクロスから2得点。全5試合に先発してここまで無得点も、1メートル94の高さを生かした前線の競り合いで無類の強さを発揮して勝利に貢献してきた。「すごくうれしい。チャンスで決められていなかったけど、チームが勝ててきた中で自信を失ってはいなかった」と喜びをにじませた。

　鹿島から加入しながら開幕直前の故障で出遅れた新主将のDF昌子源も、後半開始からピッチへ。45分を無失点に抑えて上々の本拠地デビューを飾った。新旧戦力がガッチリ融合し、町田がさらなる躍進を予感させた。