神戸の“鉄人”DF酒井高徳が1カ月ぶり復帰「きょうはチーム全体を見ている余裕がなかった」

明治安田生命J1リーグ　第17節   神戸1－2C大阪 （ 2023年6月10日    ヨドコウ桜スタジアム ）

＜C大阪・神戸＞C大阪に破れガックリの神戸イレブン　（撮影・奥　調）
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　脚の負傷で離脱し、5月7日・横浜FC以来の戦列復帰を果たした神戸DF酒井高徳（32）は猛省しきりだった。「（失点につながる）スローインも、その後もイエローカードも自分らしくなかった。きょうはチーム全体を見ている余裕がなかった」。セカンドボール回収の感覚、相手との距離感、スピードの強弱…。課題ばかりを口にした。

　「もう少しコンディションを上げたいですね。自分が試合に戻ってきて結果が出なかった。足を引っ張る感じになり申し訳ない。貢献できるパフォーマンスを出さないと、このチームにはいられない」。ただ走行距離11キロ330メートルもスプリント回数19回もチーム最多。ほとんど練習にも参加できていなかった状態だと明かしたが“鉄人”が戻ってきたのは大きい。