メッシのサウジアラビア移籍は“決定事項”と仏メディアが報道　父ホルヘさんは否定も

パリSGのメッシ（ロイター）

　サッカーのフランス1部パリ・サンジェルマンに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（35）がサウジアラビアのクラブに移籍するとフランスのAFP通信が9日に報じた。クラブ名は明かしていないが、関係者が「メッシは決定事項。彼は来季サウジアラビアでプレーする」と話したという。

　メッシに関してはパリSGとの契約が満了する今季限りの退団が規定路線で、アルゼンチンではサウジアラビアのアルヒラルから年俸6億ドル（約811億円）の巨額オファーを受けたと報じられていた。また、スペインのテレビ局はメッシが21年夏まで在籍したバルセロナのMFセルヒオ・ブスケツ（34）もサウジアラビアに移籍し、DFジョルディ・アルバ（34）も続く可能性があると報道。サウジアラビアでは1月にFWクリスティアーノ・ロナウド（38）がアルナスルに加入。メッシのサウジアラビア行きが実現すればサッカー界のスーパースターが再び同じリーグで競い合うことになる。

　メッシの代理人を務める父ホルヘさんはSNSで「シーズンが終わるまで合意も契約もない」と報道を否定したが、目が離せない状況となっている。