レアル指揮官　ハーランド封じたリュディガーを絶賛!先制アシストのカマビンガは「SBとして非常に成長」

欧州CL準決勝第1戦   Rマドリード1―1マンチェスターC （ 2023年5月9日    スペイン・マドリード ）

＜欧州CL準決勝第1戦＞マンチェスターC戦でMFカマビンガ（左）に指示を出すRマドリードのアンチェロッティ監督（ロイター）

　サッカーの欧州チャンピオンズリーグ（CL）準決勝第1戦が9日に行われ、連覇を狙うレアル・マドリード（スペイン）がホームでマンチェスター・シティー（イングランド）と1―1の引き分けに終わった。

　アンチェロッティ監督は「我々は勝利に相応しかったと思う。結果的に引き分けてしまったが、勝ち抜けはできるだろう。第2戦へ向けて良い手応えを得られたのでね。最初の20分で相手がポゼッションを握ったが（我々にとっての）問題になるまでには至らなかったよ。願わくば第2戦でも同じように繰り返したいね」とコメント。

　さらに“怪物”FWハーランドを無得点に封じた守備陣を絶賛。「特にトニ（リュディガー）はファンタスティックな試合をした。彼は非常に優秀で、素晴らしい経験とクオリティを備えた選手だよ。ハーランドをマークするのは簡単ではなかっただろうが、最高のパフォーマンスだったね。私はとても満足していますよ」と相手エースと激しいバトルを繰り広げたドイツ代表DFを評価した。

　FWビニシウスの先制点をアシストしたMFカマビンガについては「時に彼をサイドから離れるよう指示していた。そうすることでビニシウスをサイドへ置けるので。流動的にポジションを変化させたのは彼があらゆる意味でサイドバックとして非常に成長しているところだね」と本職MFながら左サイドバックとして活躍中の20歳のフランス代表を称えた。