J1福岡　14日“九州ダービー”鳥栖戦　プライドかけた一戦へMF紺野「絶対に負けられない試合」

練習後に取材に答える福岡MF紺野
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　J1福岡が10日、14日にホームで行われる鳥栖との“九州ダービー”へ向けての公開練習を行った。

　両チームにとって絶対に負けられないプライドをかけた一戦は、ファン、サポーターの熱気も高く1万人以上の来場が確実視されている。

　今季加入のMF紺野和也（25）はスタジアムに掲げられたダービーへの横断幕を見て特別な意味を感じたという。「それだけダービーにかける思いは強いっていうのは、初めてですけど感じた。絶対に負けられない試合だなと思います」。

　自身はFC東京で川崎Fとのダービー“多摩川クラシコ”を経験するも「いつも負けていたのであまりダービーにいいイメージはないです」と苦笑い。鳥栖について「去年までの印象では、すごくハードワークをしてきて短いパス、ポゼッションがすごくうまいチーム」と警戒し「観客が後押しをいつも以上にしてくれると思うのでピッチに立ったら全力で戦うしかない」と勝利へ意気込んだ。

　負傷離脱していたDF宮大樹（27）はこの日から本格復帰。古巣対戦となるダービーの価値について「絶対に負けてはいけない相手だとチームみんな分かっていると思う。今年入った選手含め分かっていない選手がいたら自分たちが巻き込んでこの一戦にかける思いを伝えていけたらいいなと思います」と力をこめた。

　ダービー経験者のFW山岸祐也（29）は「少し違う雰囲気が流れる」と話し「モチベーションは絶対的に上がるので常に頭を冷静に感情をコントロールしつつ試合に勝ちたい」と闘志を口にした。

　昨年の両チームによるダービーは2戦2分（0―0、1―1）だった。