6・6神戸VSバルセロナ実現　MFイニエスタは両チームでプレーか

神戸・Fイニエスタ
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　神戸が6月6日に国立競技場でバルセロナ（スペイン）と対戦することが5日、分かった。スペイン紙「ムンド・デポルティボ」が報じたが、複数のJリーグ関係者によると、すでに内定済み。19年7月以来2度目の対戦が実現する。

　神戸にはバルセロナのカンテラ（下部組織）で育ち、一時代を築いた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ（38）が在籍。翌日の6月7日には天皇杯2回戦（長野県代表―京都府代表の勝者と対戦）、同10日にはリーグC大阪戦（ヨドコウ）を控えているが、同戦にイニエスタは出場する見込み。一方、リーグ最終節セルタ戦を終えた直後にスペインを発つバルセロナはその後のネーションズリーグ準決勝イタリア代表戦（6月16日）のため、MFガビやMFペドリら多くの主力が来日しない可能性が高いという。

　強行軍の中で行われる1戦は、イニエスタの個人的な意向が強いといわれる。スペイン関係者によると、同戦でイニエスタは神戸とバルセロナの両チームでプレーをするプランがあるという。契約は今季終了まで残っているが今夏での神戸退団、もしくは電撃引退の可能性もある。

　18年7月に神戸へ加入して丸5年。今季公式戦でのスタメン起用は1度もないが、数々のプレーで魅了してきた魔法使いの決断に注目が集まる。