J1福岡FW鶴野「ゴール、アシストでチームを勝たせないと」次戦・アウェー広島戦へ意欲

福岡・鶴野
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　J1福岡が4日、非公開練習後にオンライン会見した。

　前日はFC東京に1―0で勝利。対FC東京7戦無敗を達成しリーグ戦4試合ぶりの白星を手にした。リーグ戦初先発を飾ったルーキーFW鶴野怜樹（22）は「良い入りができて自分自身いい波に乗れた試合だった」と感想。精力的な動きでチームを活性化し続けたことに「出し惜しみせずにガンガン攻撃しようと試合の入りからずっと考えていた」と手応えを口にした。ただ惜しい場面は作るも得点は奪えず、長谷部茂利監督からも「次は取って」と発破をかけられた。

　「自分らしい抜け出し、惜しいシーンまでいっていると自分でも思っているんですけど、惜しいシーン止まりだとチームを勝たせることはできない。FWの選手として点を取ったりアシストしてチームを勝たせないと」。収穫も課題も多く見つかるスタメンデビューとなった。
　
　7日の次戦は昨年4戦未勝利の難敵・広島戦。鶴野は「アウェーでまだ勝ててないので勝ち点3を取るためにFWとしてゴール、アシストします」と力強く宣言した。

　長谷部監督は「去年1回も勝てなかった。

全試合難しいがその中でも難しい試合」と警戒。ただ昨年の最後の試合となったルヴァン杯準決勝2戦目ではアウェーで引き分けに持ち込んでおり「相手は引き分けても良かったからそういう結果になった。でもひとつそこで階段を上がったと思う」と手応えも。J1昇格後、これまで勝てなかったチームに勝利し歴史を塗り替えてきた経緯から「広島に対してなかなか勝てない。去年1回も勝てなかった。そこを打破する自分たちの前進はあったと思うので、もう一歩前進してリーグ戦で引き分け以上で勝ち点を取る。簡単ではないですが挑める日曜日」と意気込みを口にした。