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鎌田が公式戦15戦ぶりのゴール「持った瞬間に打ちにいこうと」とシュートを意識

[ 2023年5月4日 19:29 ]

ドイツ杯準決勝   アイントラハト・フランクフルト3―2シュツットガルト ( 2023年5月3日    ドイツ・シュツットガルト )

Eフランクフルトの鎌田大地(ロイター)

 EフランクフルトのMF鎌田大地(26)がシュツットガルトを相手に今季公式戦14点目を決めて5季ぶりの決勝進出に貢献した。1―1に追いついた直後の後半10分にDF長谷部誠(39)から敵陣の左寄りでパスを受けると、相手選手1人を振り切ってドリブルで持ち上がり、さらに1人をかわしてペナルティーエリア手前から右足で鋭いシュートを放ってゴール左隅にねじ込んだ。

 W杯カタール大会後に調子を落とし、ゴールに絡む機会が減っていた鎌田にとっては2月7日に2部ダルムシュタットを破ったドイツ杯3回戦以来、公式戦15試合ぶりのゴール。さらに1点を加えたチームは相手の反撃をしのいで3―2で逃げ切った。鎌田はそのまま長谷部とともにフル出場。6月3日の決勝で連覇を狙うライプチヒと対戦する。

 グラスナー監督からシュートを意識するよう指示を受けていたという鎌田は「持った瞬間に打ちにいこうと思っていた。思い切ってプレーできて良かった。大事な試合でチームを助けられて良かった」と息をついた。

 今季公式戦14点目ながらW杯後はわずか2得点。今季限りの退団が決まった中で「最後はいい形でこのチームと終われれば。決勝で勝てればリーグの順位は誰も見ずにいいシーズンだったと言えるんじゃないか」と置き土産の優勝を誓った。

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