メッシ獲得へ年俸500億超え巨額オファー準備？サウジ1部でCロナとの“ライバル関係再燃か”と英紙報道

サウジアラビアを訪れているパリSGのメッシ（ロイター）

　フランス1部パリ・サンジェルマンに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（35）にサウジアラビア行きの可能性が浮上していると、英紙デーリー・テレグラフが3日に伝えた。

　サウジアラビア政府は今季終了後にPSGとの契約が満了になるメッシの招聘を希望し、年俸3億2000万ポンド（約542億円）の巨大オファーを準備しているという。PSGとメッシの契約には1年の延長オプションが付随しているが、クラブは権利を行使しない意向のようだ。

　なお、昨年12月にサウジアラビア1部アル・ナスルに移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド（38）の年俸は1億6500万ポンド（約279億円）。メッシのサウジアラビア行きが決まれば、C・ロナウドの約2倍の報酬を手にすることになる。

　メッシについては観光大使を務めるサウジアラビアに無断で渡航したとして、クラブから2週間の謹慎処分を受けたことが明らかにされたばかり。メッシはクラブに事前にサウジアラビアへの渡航許可を出していたが、クラブ側がこれを拒否したという。メッシはそれでもプライベートジェットで同国入りしたが、クラブは契約違反にあたるとして問題視した。

　報道では移籍先のクラブ名は明らかにされていない。だが同紙は「C・ロナウドが所属するアル・ナスルとライバル関係にあるのが、アル・イテハド。メッシがアル・イテハドに移籍すれば、スペインのレアル・マドリードとバルセロナで火花を散らした2人のライバル関係がサウジアラビアで再現する」と期待した。