神戸GK前川　“顔面ブロック”で勝利の呼び水に「怖いというのはない。顔を蹴られそうになっても」

ルヴァン杯1次リーグ第2節   神戸1―0横浜FC （ 2023年3月26日    ニッパツ ）

神戸GK前川
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　神戸の今季ルヴァン杯初勝利を呼び込んだ“陰の立役者”はGK前川黛也だった。後半16分、味方同士の連係ミスから迎えた1対1は“圧”と“駆け引き”でシュートミスを誘発。その直後には横浜FCのFWマルセロ・ヒアンのヘッドをセーブ、続けざまに至近距離で打たれたシュートは顔面ブロックした。

　「僕自身、怖いというのはない。それは能力の一つだと思っている。顔を蹴られそうになっても怖くない。それが生かせて良かった。1対1にも自信を持っているし、コースを消して上手く面をつくれた」。チームは終盤に決勝点。時間の経過とともに1点の重みが増す1戦で、1メートル91の守護神の存在感が光った。