U22日本　収穫と反省のドイツとドロー　大岩監督「やろうとしたことが少しできた」

U－22国際親善試合   日本2－2ドイツ （ 2023年3月24日    フランクフルト ）

＜ドイツ・日本＞前半、佐藤のゴールに喜ぶ日本代表イレブン（AP）
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　パリ五輪出場を目指すU―22日本代表は24日、ドイツ・フランクフルトで同ドイツ代表と国際親善試合を行い、2―2で引き分けた。1―1の後半1分にFW細谷真大（21＝柏）が一時勝ち越し点を決めたが、4分に追いつかれた。27日にスペイン・ムルシアで同ベルギー代表と対戦する。

　今年6月開幕のU―21欧州選手権で連覇を狙う強豪ドイツを相手に今年初戦で善戦。大岩監督は「やろうとしたことが少しできた」と収穫を口にしつつも、リードを守り切れなかったことに「非常に反省すべき展開」と悔しさをにじませた。

　1―1で迎えた後半。わずか10秒で細谷が決めた。日本のキックオフから左サイドへロングボールを蹴り込むと、この日1得点1アシストと存在感を示したMF佐藤が相手DFのバックパスを奪取。ゴール前でパスを受けた細谷が「うまく流し込めた」と今季リーグ5戦2発の好調ぶりを見せつけた。押し込まれる時間帯もあったものの「球際はドイツ相手にも負けなかった」と細谷。次戦の強豪ベルギー戦に向けても「勝ちきれるようにしたい」と力強く話した。