横浜FCのセットプレーコーチ兼アナリストにジェリー・ペイトン氏就任　元アーセナルGKコーチ

ジェリー・ペイトン氏
Photo By スポニチ

　来季J1に復帰する横浜FCに、セットプレーコーチ兼アナリストとして、ジェリー・ペイトン氏（66）が就任することが29日、分かった。同氏は名将アーセン・ベンゲル氏（73）が指揮を執ったアーセナルで03～18年までGKコーチを務めた元右腕。さらに、W杯カタール大会でアルゼンチン優勝の立役者となり、最優秀GKにも輝いたGKエミリアノ・マルティネス（30＝アストンビラ）を育てたことでも知られる。日本との縁は深く、90年代に磐田と神戸、18～19年に清水でコーチを務め、今年は相生学院高（兵庫）で監督を務めている。

　来季の横浜FCのコーチ陣には、今季現役を引退した元日本代表MF中村俊輔氏（44）に加え、横浜時代にアンジェ・ポステコグルー氏（現セルティック指揮官）の右腕だったジョン・ハッチンソン氏（43）の入閣が決定済み。また一人、世界のトップレベルを知る大物が加わった。四方田修平監督（49）の下、Jリーグ屈指の戦術の引き出しを誇る万全の指導者体制が完成する。