スペイン強い!!　“U20”でヨルダンに3発快勝　ファティ復帰戦で一発回答

親善試合   スペイン3－1ヨルダン （ 2022年11月17日 ）

スペイン代表のルイスエンリケ監督（ロイター）

　W杯1次リーグE組第3戦で日本と対戦するスペインが17日、合宿地ヨルダンで行われた同国代表との親善試合を3―1で制し、開幕に向けた実戦調整を終えた。

　スペインがあふれる若さを見せつけた。前半13分に20歳のFWファティが左から右足で先制点を決め、後半11分に18歳のMFガビがゴール正面から相手のタイミングを外して加点。同39分にはファティと交代した20歳のFWウィリアムスが左足で力強く蹴り込んだ。

　今大会で2番目に若い登録メンバー平均25.6歳の中で、さらに若いU―20組で3得点。中でも故障に悩まされていたファティは約2年ぶりの復帰戦に“一発回答”で応じた。

　ルイスエンリケ監督は「3人の若い選手が得点を決めたが、おそらくコスタリカ戦（23日）では3人のベテランが決めるだろう。誰もがプレーできて得点を挙げられる。これがこのチームだ」とチームの底上げに満足げ。GKを含む8人の交代枠を使ってプレー時間を与え「目標は（決勝まで）全7試合を戦うこと」と力を込めた。