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大久保嘉人氏 日本代表のW杯「ドイツ戦がカギ」予想は「1-1」準備で「やり込んでほしい」こととは?

[ 2022年11月19日 11:05 ]

元サッカー日本代表の大久保嘉人氏
Photo By スポニチ

 サッカー元日本代表の大久保嘉人氏(40)と永島昭浩氏(58)が19日放送のフジテレビ「週刊フジテレビ批評」(土曜前5・30)に出演。サッカーW杯カタール大会に臨む日本代表の初戦・ドイツ戦を展望し、ポイントを挙げた。

 日本代表として2010年W杯南アフリカ大会、2014年W杯ブラジル大会に出場した大久保氏は20日に開幕する今大会では同局のスペシャルナビゲーターを務める。スペイン、ドイツなど強豪と同組で厳しい戦いが予想される日本。23日の初戦はドイツと対戦するが、「ドイツ戦がカギになってくるのかなと思いますね。そこで勝ち点1取れれば予選突破できる可能性あると思います」と語った。

 永島氏は「ドイツ戦を引き分けて、勝ち点1は勝ちに等しい、勝ち点3に等しいと思ってますし、グループリーグ突破するための必須条件ですから、とにかく勝ち点1、もう面白くなかってもいい、勝ち点1取れって思ってますよ。もう結果ですよ、ここまで来たら」と力説した。

 スコアについては「0-0より鎌田が点取って1-1、2-2で引き分けるっていうのがチームとしては勢いにのると思いますね」と予想。大久保氏は「僕1-1かな。点を入れた上で。2点はちょっと厳しいかもしれないです」とし、得点者については「鎌田選手ありそうですね」と展望した。永島氏は「あったら1点の重み違うよね、試合したら鎌田選手1番最初に見ますよね。ボール持ってる人が。必ず鎌田選手を見ると思います。だから彼にチャンスが来ると思う」と続けた。

 大久保氏は「絶対守る時間が増えると思うんですよ。その中でカウンターだったりセットプレーっていうのが効いてくると思うので。セットプレーってのがめちゃくちゃ弱いんですよね、今の日本。全然、可能性感じないので、ミーティングなり練習でやり込んでほしいなと。それが一番カギを握るかもしれないですね。精度と入る選手と蹴る選手のコミュニケーションというのが大事なんです」とポイントを挙げた。

 ドイツでプレーする日本選手も多く、ドイツに対する怖さがあまりないという選手の声があると振られると、「どんなプレーをしてくるっていうのは分かると思います。けどW杯となるとリーグ戦とはまた違った力を出す。まあそこはね、やりながら体感しないと分からないかもしれないですね。本気のドイツ」と語った。

 永島氏は「遠藤選手(シュツットガルト)、鎌田選手(Eフランクフルト)、この2人は今(ドイツで)大活躍してますし、僕はドイツ代表選手にとっては物凄く嫌な存在だと思うのと、調子の良さというものをそのままW杯で思い切って、第1戦でぶつけてもらいたいなと思います」と期待を込めた。

 

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2022年11月19日のニュース