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JFA田嶋幸三会長、元日本代表FW工藤壮人さんの急死に「勇姿が忘れられません」

[ 2022年10月22日 14:39 ]

工藤壮人さん
Photo By スポニチ

 サッカー元日本代表FW工藤壮人(くどう・まさと)さんが21日午後2時50分、死去した。今季から所属していたJ3宮崎がクラブの公式サイトで21日夜に発表した。32歳だった。

 訃報から一夜明けた22日、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(64)とJリーグの野々村芳和チェアマン(50)が追悼コメントを発表した。

 コメントは以下の通り。

 【田嶋会長】
 工藤壮人選手の訃報に接し、悲しみに耐えません。吉田達磨監督(現、ヴァンフォーレ甲府)に指導を受けていた柏レイソルユース時代から注目していた選手でした。その後、柏レイソルのトップチームで活躍し、日本代表選手に選ばれた2013年の東アジアカップでは初優勝に貢献してくれました。その勇姿が忘れられません。手術をしてICUで治療を受けていると聞き、一日も早く回復することを願っていましたが、このようなことになり本当に残念です。現役選手が亡くなることは非常につらく、また、ご家族やクラブ、ファン・サポーターの皆さんの気持ちを考えると言葉が見つかりません。ここに謹んで哀悼の意を表します。

 【野々村チェアマン】
 この度の訃報に言葉を失っております。ご家族の悲しみは計り知れないものとお察しします。またテゲバジャーロ宮崎をはじめ所属クラブ、工藤選手に関わる皆さま、そしてサッカー界全体が驚きと深い悲しみに包まれていることと思います。ICUで治療に専念しているという報を受け、ただただ回復を祈っていましたが、32歳という若さで、まだ現役でプレーを続けられたであろうことを思うと本当に残念でなりません。Jリーグ、Jクラブ、サッカーファミリーより、心からの哀悼の意を表します。

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2022年10月22日のニュース