中村俊輔　現役ラストマッチの熊本戦は出場濃厚　四方田監督「いい状態で試合に向かえている」

横浜FC・中村
Photo By スポニチ

　横浜FCは23日、アウェーで熊本と対戦する。今季限りでの現役引退を決断した元日本代表MF中村俊輔（44）の現役ラストマッチ。俊輔の出場は濃厚で、四方田修平監督（49）は「いい状態で試合に向かえていると思います」とコンディションの良さをうかがわせた。3試合ぶりの白星や前半戦のリベンジなど熊本戦に懸かるものは多いが、今週のミーティングでは「俊輔の最後のゲームなので、彼への感謝の気持ちを示す場としてチームとしてしっかり戦って勝って送り出せるようにと話をした」と明かした。

　MF斎藤功佑（25）も「チームが明日（23日）、勝利する理由はたくさんありますけど、その中のひとつに“俊さんのために”と選手それぞれが思っていると思う。それを結果で表現して送り出せればいい」と力を込めた。俊輔からは多くの学びを得たといい、「攻撃の立ち位置とか、状況に応じての考え、アイディアの多さ、見えているものが多いので、そういった部分はすごい勉強させてもらいました」という。よく掛けられていた言葉は「宝の持ち腐れ」。ポテンシャルの高さを認めてこその表現で、「自分にとっては褒め言葉」とかみしめた。