川崎F　11・20ベトナムのベカメックス・ビンズンFCと親善試合　吉田社長「感動と興奮を」

川崎F・鬼木監督
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　川崎Fは18日、ベトナムベカメックス・ビンズンFCとの記者会見を同国で行い、来年の日越外交関係樹立50周年オープニングイベントとして、11月20日に親善試合を開催することを発表した。会場はビンズンスタジアムで、現地時間午後5時（日本時間同7時）にキックオフを迎える。

　会見には吉田明宏社長が出席。「日本でもベトナムでも大切にしているのは若者に夢を届け、多くのスポーツファンにサッカーの感動と興奮をお届けすること。親善試合企画への思いも同様。日越サッカー界のさらなる交流と切磋琢磨（せっさたくま）する取り組みへとつながり、両国から、アジアから、世界レベルの選手をどんどん輩出できるきっかけとなれば望外の喜びです」と話した。

　若手育成に力を入れている両クラブの交流は13年の親善試合から始まった。翌年以降もベトナムの子どもたちを対象にしたサッカー教室の開催や川崎F・U―13のベトナム遠征など、毎年活動を継続。18年には両国から各4クラブが参加する「ベトナム日本国際ユースカップU―13」をともに開催し、昨年12月にはビンズン省でのサッカースクール開校にこぎつけた。

　当日の試合会場周辺では、日越の文化交流を楽しめるまつりも開催する。