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小野伸二 盟友・中村俊輔の引退に「僕の中で1番と思っている選手がピッチを去るのは悲しい」

[ 2022年10月18日 17:19 ]

中村俊輔の引退に思いを募らせた小野
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 元日本代表MF中村俊輔(44=横浜FC)が今季限りで現役を引退することを受け、ともに日本代表で時代を彩った盟友が引退を惜しんだ。

 ジーコジャパンの06年W杯ドイツ大会などをともに戦った元日本代表MF小野伸二(43=札幌)は、「僕の中で1番と思っている選手がピッチを去るのは悲しい」とさみしがった。

 ともに「天才」の異名が付いたもの同士。「何か言うとかじゃなくて、(互いに)ここにいるというのが分かるというか。僕が出せないパスを俊君に頼んで出してもらうこともあったし、常に自分の考え方に添うポジションにいれくれたりもした」。ピッチに立てば、言葉を交わさずとも分かりあえた。

 「俊君は本当にサッカーが大好きだから、サッカーの見方や、どう展開するのかの考え方を話していて勉強になる。(やりたい)サッカーは一緒なんだけど、見方が違ったので凄いな、と」。刺激を与え合った日々を懐かしんだ。

 自身についても「僕自身もいずれかは絶対そういう時が来るのでなんとも言えない。(ケガの)痛みと戦いながらどれだけできるか考えながら(サッカーと)接していかないといけない」と話した。

 また、06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会のW杯2大会をチームメートとして戦った元日本代表MF遠藤保仁(42=磐田)は「彼のプレーに魅了された人もたくさんいる。素晴らしい選手」とあらためて賛辞。「40代までプレーできるのは幸せなこと。寂しさというよりは、よくやったのではと思う」と拍手を送った。

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