甲府　天皇杯Vから一夜　アフロ三平うれしい悲鳴「この髪形から変えられなくなったのがしんどい」

天皇杯決勝で先制点を挙げたJ2甲府FW三平（左）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　J2甲府は天皇杯初優勝から一夜明けた17日、山梨県内で練習を再開した。クラブ初タイトル獲得の反響は大きく、決勝での先制点に加えてアフロヘアで話題を集めたFW三平和司（34）は「注目はうれしいけどこの髪形から変えられなくなったのがしんどい」とうれしい悲鳴を上げていた。

　ビッグセーブを連発してチームを救ったGK河田晃兵（35）は「祝福の連絡が200件ほど来た」と驚いた様子。開設したばかりのツイッターのフォロワー数も天皇杯効果で増えているといい「セカンドキャリアには（フォロワーは）重要ですから」と冗談をいう余裕も見せた。

　J2で18位のチームは19日に敵地で町田戦を迎える。天皇杯王者として挑む一戦を前に吉田達磨監督（48）は「結果は出したい」と意気込みを語った。

　《ACL開催代替候補地に国立競技場　1階席のみ使用案浮上》来季のACL出場権を獲得した甲府は、ホームスタジアムがACL開催基準を満たしていない問題に関して、代替地候補として東京・国立競技場の1階席のみを使用する案が浮上した。国立は高額な使用料が課題だが、関係者によると「1階席だけ開放することで運営経費の削減もできる」という。静岡のJクラブ開催に協力的なエコパスタジアムも有力候補に挙がっている。甲府ホームのJITリサイクルインクスタジアムは、ベンチシートなどがACLの開催基準を満たしていない。