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元日本代表FW・工藤壮人 水頭症で入院、集中治療室へ 11日に手術も容体悪化 所属クラブが発表

[ 2022年10月18日 11:08 ]

工藤壮人
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 サッカーJ3の宮崎は18日、クラブの公式サイトでFW工藤壮人(32)が水頭症の診断を受けて入院していると発表した。

 サイトによると、工藤は今月2日、練習時間外に体調不良を訴え、3日に医療機関を受診して検査を受けた結果、水頭症と診断された。入院し、11日に手術を受けて療養していたが容態が悪化。17日から集中治療室(ICU)で治療に専念しているという。

 クラブは「クラブ一同、工藤選手の回復を心より願っております。そしてサポーター、関係各所の皆様にも、ともに工藤選手の回復を願って頂けましたら幸いと思い、ご報告させて頂きました。よろしくお願い致します」とした。

 水頭症とは、脳脊髄液の循環に障害が起きて脳が拡大し、くも膜下出血や脳出血などを起こす疾患。

 工藤は柏U-12、同U-15、同U-18を経て09年にトップ昇格。11年J1優勝、12年度天皇杯優勝、13年ナビスコ杯優勝に貢献。同年、日本代表に初招集された。16年に米MLS・バンクーバーへ移籍。プレー中にあごを骨折する大けがに見舞われながらも17年に広島からのオファーを受けて完全移籍。J2山口を経て、豪州ブリスベン・ロアーへ移籍。今年1月から宮崎に加入した。

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