川崎F　逆転3連覇へ望み　小林の3戦連続ゴールで勝ち越す

明治安田生命J1第32節   川崎F3―2清水 （ 2022年10月8日    等々力 ）

＜川崎F・清水＞試合後にサポーターと喜ぶ川崎Fイレブン（撮影・久冨木　修）
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　意地の一勝で川崎Fが3連覇への望みをつないだ。ケガ人が相次ぎ、橘田は出場停止。手負いのチームは遠野の先制後に一時逆転されたが、山村のゴールで追いつくと、小林が執念の3戦連続ゴールを決めて勝ち越した。新型コロナ下の等々力で初めての声出し応援にも背中を押され、小林は「奮い立たせてくれた」と感謝した。

　引き分け以下ならV逸の可能性もあった今節。試合前に鬼木監督が「奇跡を信じてやるしかない」と奮い立たせた。「鬼さんのその言葉を子供みたいに素直に聞き入れた。自分たちが信じないでどうするんだ、と思って」と小林は言う。4戦ぶりの白星で横浜との勝ち点差は8→5に縮小。「奇跡」という言葉がある以上、逆転3連覇を狙い続ける。