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JFL鈴鹿の三浦知良、国立競技場で途中出場 シュートゼロも勝利に貢献「ゴールよりも勝利」

[ 2022年10月9日 17:21 ]

<新宿・鈴鹿>勝利し、笑顔を見せる鈴鹿・三浦(撮影・久冨木 修)       
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 JFL鈴鹿の元日本代表FW三浦知良(55)が9日、国立競技場で行われたリーグ戦の新宿戦に後半31分から途中出場。チームは1-0で勝って、カズも勝利に貢献した。ピッチに立つと1トップに入り、積極的にボールを追った。試合終了間際には左からのパスが通ればビッグチャンスという場面があったが、惜しくも通らずシュートは0本で終わった。

 試合後は相手チームの選手や審判全員と握手。「雰囲気がよかった。皆さんがどうかと聞くので特別なところになるが、いつもと変わらない気持ちだった。新しく変わったんでこれからサッカー界としていろんな歴史を積み重ねていきたい。

 くさびでうまく収められて起点になったし時間の割にはタッチ数も多かった。惜しかった場面もああいうカウンターができればチームとして成長していける」と振り返った。

 国立競技場のピッチに立ったのは11年10月2日の札幌戦以来約11年ぶり。10年9月以来のゴールは決められなかったが1万6218人のJFL史上最多の観衆が集まった。

 「みんながゴールを期待していることもわかるが、1-0の場面で勝手なことはできない。ゴールだけ狙って前で止まるわけにはいかない。戻らなきゃいけない時もサイドに出る時もある。自分では割り切ってゴールよりも勝利」と、カズはチームの勝利を喜んだ。

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2022年10月9日のニュース