神戸4発4連勝　J1残留へ前進　菊池が先制弾「あきらめなければボールが来ると思っていた」

明治安田生命J1第32節   神戸4ー0広島 （ 2022年10月8日    ノエスタ ）

＜神戸・広島＞前半、先制のゴールを決めガッツポーズを決める神戸・菊池（左）（撮影・後藤　正志）
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　12位神戸が3位広島に4―0で大勝し、20年秋以来の4連勝とした。今節で順位は変わらなかったものの、あと1勝で自動降格圏17位以下を回避できる。J1残留へ前進した吉田監督は「ホームで大勝できて、うれしい。でも、まだ何も決まってない。まず残留を確実にすることが大事」と表情を引き締めた。

　相手DF今津が神戸ゴール前の接触プレーで前半9分に一発退場となり、数的優位が今季3度目の4得点大勝につながった。同20分はペナルティーエリア左でパスを受けたFW大迫が中央へ折り返し、MF武藤が左足シュート。相手GKに阻止されたが、こぼれ球をDF菊池が押し込んだ。先制の今季4点目に「あきらめなければボールが来ると思っていた。体を寄せ、膝で打った“シュート”です」と破顔した。

　後半は開始から10分前後で3点を加え一気に勝負を決めた。同10分に今季初得点したDF酒井は「僕らは勝たないといけない。それを4連勝で体現できた。残留が決まるまで目の前の相手にフォーカスしていく」と改めて一戦必勝を誓った。（原口　公博）