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横浜FC ホームでのJ1昇格お預け…FW小川2発も大分に敗れ連勝3でストップ

[ 2022年10月9日 20:05 ]

明治安田生命J2第40節   横浜FC2―3大分 ( 2022年10月9日    ニッパツ )

<横浜FC・大分>大分に敗れ悔しそうな表情を見せる横浜FC・小川(左)(撮影・西尾 大助)
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 明治安田生命J2第40節は9日、残りの6試合が行われ、2位・横浜FCがホームで5位・大分に2―3で敗戦。チームの連勝が3で止まり、3位・岡山が勝利したためJ1昇格決定はお預け。次節16日では、16位・金沢とのホーム最終戦に勝利すれば無条件でのJ1昇格が決まることになった。

 第39節を終え勝ち点77でJ1自動昇格圏内の2位につけた横浜FCは、3位の岡山が同日の甲府戦に勝利したため、この日の昇格決定には大分戦に勝利することのみが条件となった。

 試合は前半5分、MF梅崎に絶妙なヘディングシュートを決められ先制を許す。ここで“頼れるエース”FW小川が同22分に2戦連発となる同点ゴール。FWマルセロ・ヒアンのポストプレーからゴール前で右足ダイレクトでシュートを狙い一度は相手DFにブロックされるも、こぼれ球に反応。今度は冷静に左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

 しかし前半アディショナルタイム、ゴール前でフリーキックを与えてしまうと、MF下田の左足シュートにGK六反が反応できず。ゴールネットを揺らされ1―2とリードを許した。

 それでも後半11分、またもFW小川が同点ゴール。MF和田が高い位置で相手のパスをカットし、左サイドからそのままペナルティーエリア内に進入。マイナス方向へのグラウンダーのクロスを送ると、ゴール前に詰めたMF斎藤がスルーし、右サイドを駆け上がってきたFW小川がフリーとなって右足を一閃。シュートは相手DFのブロックを弾き飛ばしゴールネットに突き刺さり、再び試合を振り出しに戻した。

 だが後半27分、今度は途中出場のMF野村に強烈な弾丸ミドルシュートを決められてしまい、またもリードを許すことに。FW小川のハットトリックに期待が高まったが3点目は生まれず、2―3のまま試合終了。残り2試合で3位・岡山に勝ち点差5と迫られた。

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