大宮　FW中野2発でJ2残留決めた!残り1枠懸けた“サバイバル”は群馬、琉球、岩手による争いに

明治安田生命J2第40節   大宮2―1山口 （ 2022年10月9日    NACK ）

大宮アルディージャ公式ツイッター（@Ardija_Official）より

　明治安田生命J2第40節は9日、残りの6試合が行われ、19位・大宮がホームで15位・山口に2―1で勝利。勝ち点を42に伸ばし、残り2試合を残しJ2残留を決めた。

　大宮は前半3分、FW中野が右サイドを抜け出したFW富山のクロスを頭で合わせ先制ゴール。チームを勢いづけると同18分にも追加点。右サイドのスローインからハーフウェーライン付近でFW富山が中央へ頭で繋ぎ、FW中野が前方へ大きくトラップ。ドリブルで相手DFラインを一気に突破し、最後は相手GKの動きを良く見て左足でゴールへ流し込んだ。

　試合は後半15分に1点を返されるも、1点差を最後まで守りきって逃げ切り勝ち。ホームでJ2残留を決め、詰めかけたサポーターからは大きな声援が選手たちに送られた。

　霜田体制2年目となった今季は開幕から9試合勝利がないなど下位に低迷。5月26日には前鹿島監督の相馬直樹氏が新監督に就任。その後も厳しい戦いが続き、今年も昨季と同様に残留争いに巻き込まれたが、無事にJ3降格の危機を回避した。

　この結果、20位・群馬（勝ち点39）、21位・琉球（勝ち点34）、22位・岩手（勝ち点34）の3チームが残り1枠となったJ2残留を懸け争うことに。次節16日には群馬と岩手による直接対決が控えており、注目が集まる。