J1横浜FW西村が優勝戦線へ早期復帰も　実戦練習で軽快な動き

左足首の負傷から順調な回復を見せているJ1横浜FW西村拓真（中央）
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　J1首位の横浜で、左足首を負傷し離脱中のFW西村拓真（25）が、当初の見通しよりも早く戦列復帰する可能性が高まった。

　西村は今月10日の福岡戦で左足関節外側じん帯を損傷し、全治4～6週間と診断された。そこから順調に回復しており、27日には実戦形式の練習で軽快な動きを見せた。同日オンライン取材に応じたマスカット監督は、次戦の10月1日アウェー名古屋戦で西村を復帰させる可能性について「判断するのはまだ早い。誰を選ぶかあと数日で見極めたい」と慎重な姿勢を見せながらも「自信を持って準備している」と安どの様子。リーグ終盤を前に、今季9得点を挙げている西村の復活はチームにとって朗報となる。

　また同じく福岡戦を最後にコンディション不良のため欠場が続いているDF小池龍太（27）も、練習で元気な姿を披露した。「ラスト5試合で自分がフルパワーでチームのために走れるように、少し欠場した。ここからしっかり戦い続けたい」と復活を誓った。

　横浜は9月を3勝2分けで首位固めに成功し、残り5試合で2位川崎Fとの勝ち点差は5。早ければ8日のホームG大阪戦で、3年ぶりの優勝が決まる。それでも指揮官は「ああ、残り5試合かというくらいで、いつどこで誰と戦うという日程は頭に入っていない。次の名古屋戦に集中している」。大詰めの10月も、あくまで平常心を貫くことを強調した。