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森保ジャパン エクアドルとスコアレスドロー GKシュミットが好守連発でチーム救った

[ 2022年9月27日 22:50 ]

サッカー国際親善試合   日本0―0エクアドル ( 2022年9月27日    ドイツ・デュッセルドルフ )

<日本・エクアドル>前半、懸命に守備をするシュミット・ダニエル(中)ら日本イレブン(撮影・小海途 良幹)
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 11月20日開幕のW杯カタール大会に臨む日本代表は27日、メンバー発表前最後の親善試合エクアドル戦に臨み、0―0で引き分けた。森保一監督(54)は2―0で勝利した米国戦(23日)から先発を総入れ替えし、本大会に向けて26選手を見極めた。最終メンバー発表は10月下旬から11月上旬の見通し。W杯前最後の強化試合となるカナダ戦(UAE、11月17日)を経て、W杯1次リーグE組でドイツ、コスタリカ、スペインと対戦する。

 日本は前半から攻め込まれる展開が続き、前半43分にはMFイバーラのシュートがゴールポストに救われる場面も。アディショナルタイムにはGKシュミット・ダニエルの好セーブもあり、辛くも0―0のまま後半へと折り返した。

 後半12分にはMF三笘に待望の見せ場。左サイドから得意の緩急を効かせたドリブルで相手DFを置き去り。そのまま敵陣深い位置まで運び低い弾頭のクロス。中央でMF南野が左足ダイレクトで合わせるも、枠の左へと外れてしまった。

 さらに同22分、MF鎌田、MF遠藤、MF相馬の3人を同時投入すると徐々に日本ペースへ。同34分の決定機ではMF鎌田のパスをFW上田がペナルティーエリア内でポストプレー。落としたボールにMF堂安が反応して左足でシュート。こぼれ球にFW上田が頭で詰めるも、シュートはGKの正面をついた。

 同38分にはPKのピンチを迎えたがGKシュミット・ダニエルが好セーブ。横っ飛びで相手のシュートを弾きチームを救い、0―0のまま試合終了。

 勝利することは出来なかったが、南米予選4位通過のエクアドルと本番さながらの激しい一戦を経験。GKシュミット・ダニエルは好守連発、DF長友も体を張った守備で相手のクロスを何度もブロックするなど零封に貢献。一方でMF南野やFW古橋らはW杯本大会へ向け良いアピールが出来ずに終わった。

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